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フォルクスワーゲン ルポのメカニズム |
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基本は1.4Lの4AT、1.6Lの6MTも存在 |
エントリーモデルだけに、ルポには突出するようなメカニズムは採用されていない。しかし、サイドエアバッグを標準装備するなど、安全にかかわるメカニズムは上級車と遜色ない。
エンジンは1.4Lも1.6LもDOHCの直列4気筒。1.4Lの最高出力は75psと控えめだ。しかし、最大トルク発生回転数を3800rpmと低めに設定するなど、実用性能を重視したチューニングとなっている。1.6Lは125psを発生するが、こちらも最大トルク発生回転数は3000rpmと低速型の設計だ。
トランスミッションは、1.4Lエンジン車がオーソドックスな4速AT、1.6LエンジンのGTIが6速MTという設定。なお、GTIはリアブレーキも他グレードがドラムなのに対し、ディスクを装着する。採用されるサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リアはツイストビーム式のトレーリングリンクとなっている。 |
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←ボディは小さいながらも衝突エネルギーを効率よく吸収するクラッシャブルゾーンを確保。前席はサイドエアバッグも標準装備 |
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フォルクスワーゲン
ルポのインテリア&エクステリア
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親しみやすい外観で内装はポップな雰囲気 |
基本フォルムは典型的なFF2ボックス。前後ウインドウを立ち気味にすることによって、小さいボディに最大限の居住性を与えており、頭上空間は見た目以上に広い。ウインドウも大きいため、明るく開放感がある。丸型2灯式のヘッドランプと、細長い逆台形のフロントグリルが形作る表情は、見る者に微笑んでいるような印象を与える。サイドに回ると、ドアが大きいことに気づく。リアシートへの乗降性を向上させるための配慮で、平均的日本人には十分な乗降性が確保されている。
インテリアは一部が鉄板むき出しとなっているがボディカラーそのもので、シート地も同色なこととあわせ、ポップな室内空間を作り出している。インパネは横長のデザイン。高い位置に2DINサイズのオーディオスペースがあり、ナビゲーションの後付けも楽だ。その下に2名分のカップホルダーを用意した。 |
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←フルトリムでないのが、むしろポップな印象。アルミ調フレームが施されたメーターの文字は夜間バックライトで青く浮かび上がる |
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