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競合ひしめく欧州Cセグメント(コンパクトカー)を代表するフォルクスワーゲンゴルフIV、フォードフォーカス、ルノーメガーヌの魅力を紹介。
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フォルクスワーゲン ゴルフIV

生産期間:1998~2004年
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フォルクスワーゲン ゴルフIV

フォルクスワーゲン ゴルフIV モデル概要

先代よりもプレミアム感が増した
3ナンバーサイズのハッチバック
1974年に初代が登場してから数えてこのモデルは4代目に当たる。衝突安全性への配慮やパッケージングへのこだわりから、 3ナンバーボディを採用。それに伴いインテリアの質感向上も図られ、もはやプレミアムコンパクトと呼べるだけのクオリティをもっていた。当初はハッチバックのみだったが、後にカブリオレやワゴンも加わった。

フォルクスワーゲン ゴルフIV バイヤーズガイド

ハッチバックは100万円で購入可能
ワゴンは150万円がボリュームゾーン
全年式を通して流通量は豊富。その中でも特に多いのがハッチバックで、100万円以下の予算でも購入可能だ。逆にまだ高値をつけているのがワゴン。現在も現行型ということもあり130万円以上が相場だ。
 

フォルクスワーゲン ゴルフIV モデル変遷

1998年8月
パワーユニットは2機種
3グレード構成でスタート
デビュー時のグレード構成は1.8LのCLiとGLi、1.8LターボのGTIの3種類。当時すでにアウディA3、A4で実用化されていた直列4気筒DOHC5バルブエンジンが全車に搭載されていた。トランスミッションは、CLiとGLiは4AT、GTIは5MTの設定だ。
1999年2月
GTIのAT車とGTXが登場
2月にはカブリオレも追加
GTIの4AT車とGTXが1999年1月にデビュー。GTXはGTIのラグジュアリィ版で、レザーシートやオートエアコンなどを装備する最上級グレードであった。また翌月の2月にはカブリオレを追加。ゴルフ3のボディをベースとし、ゴルフIVと同様のフロントマスクが奢られたモデルだった。
1999年8月
エントリーモデルのEが登場
CLiとGLiに2Lエンジンを搭載
マイナーチェンジが行われ、1.6Lエンジン搭載のEが登場した。快適装備を省いて229万円という低価格を実現したモデルだった。同時にCLiとGLiには2L直4SOHCエンジンが搭載された。
2000年2月
ハッチバック、カブリオレに続いて
1.6Lと2Lのワゴンモデルも登場
ゴルフIVベースのワゴンモデルが追加された。グレードは1.6L直4エンジンのワゴンEと2L直4エンジンのワゴンGLi。トランスミッションは全車4ATだった。
2003年1月
走行性能に特化した
スポーティな装備内容のR32
最高出力241psの3.2L V6エンジンを搭載した最強モデル、R32をリリース。6MTやスポーツサスペンションを特別装備するなど走行性能に特化したグレードだ。
フォルクスワーゲン ゴルフ リアスタイル
↑ゴルフIIIに比べると、全長が135mm、全幅が40mm拡大
フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオ フロントスタイル
↑ソフトトップは電動開閉式。エンジンは2L DOHCを搭載
フォルクスワーゲン ゴルフ 1.6Lエンジン
↑オールアルミ製とし軽量化を図った1.6L SOHCエンジン
フォルクスワーゲン ゴルフ ワゴン フロントスタイル
↑全長を245mm延長し、最大1480Lのラゲージルームを確保
フォルクスワーゲン ゴルフ R32 フロントスタイル
↑エアロパーツや18インチホイールでスポーティさを強調
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