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フォード エクスプローラーのメカニズム |
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高い剛性を生むラダーフレームをもつ |
アメリカンSUVとしては最初に4輪独立サスペンションを採用したのが、このエクスプローラーである。前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションは、快適な乗り心地と優れた操縦性能をもたらしている。ボディ構造は、独立したはしご型フレームの上にボディシェルを載せた本格的クロスカントリー4WD同様のタイプとなっている。特徴的なのはサイドメンバーに開けた穴にリアのアクスルシャフトを通したことで、これにより長いホイールトラベルと低いフロア高を両立させた。
4WDシステムは「コントロールトラック」と呼ばれる自動トルク配分方式。MTBの前ギアに相当するローレンジも備え、切り替えはインパネに配置されたスイッチで行える。また、エンジンは4LのV6と4.6LのV8の2機種で、どちらも動弁系はSOHC。トランスミッションは5ATで、直進ゲートのフロアチェンジとなる。 |
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←コントロールトラックAWDと呼ばれる4駆システムは、モードスイッチをAUTOにしておけば、前後駆動力を常に最適に調整 |
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フォード エクスプローラーのインテリア&エクステリア
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街でも郊外でも風景に馴染むデザイン |
印象の強いボディデザインが多いアメリカンSUVの中にあって、シンプルで好き嫌いの分かれにくいデザインを採用しているのが、エクスプローラーだ。
フロントマスクに他車を威圧するようなイメージはなく、カジュアルでフレンドリーなデザインでまとまっている。サイドもことさらフェンダーを強調するようなことはせず、ワイルドさよりも風景に溶け込みやすい雰囲気作りに成功している。
室内も同様で、デザイン、色使いとも上品で優しい。センタークラスター最上段には2DINスペースがあるので、後付けのカーナビもスッキリ収められる。エディー・バウアー仕様は、ステアリングにオーディオと空調のスイッチを装備した。2列目シートは40:20:40で3分割可倒。室内幅にはゆとりがあり、大人3人が無理なく座ることができる。リアゲートは跳ね上げ式で、ガラス部だけの開閉も可能になっている。 |
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←居住スペースは開放的かつ落ち着いた雰囲気。先代はチープな感じもあったが、現行型は価格に見合ったゴージャス感をもつ |
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