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プジョー 106のメカニズム |
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エンジンは1.6L&5MTのみの設定となる |
106の直列4気筒ガソリンエンジンは、1587ccの排気量をもつ。エンジンはXSiまではSOHCだったが、S16からはDOHCを搭載。S16は最高出力118ps/6600rpm、最大トルク14.5kg-m/5200rpmを発生する。トランスミッションは既述のとおり5MTのみだが、各ギアの減速比が適度に近く、トルクバンドを有効に生かせるクロスレシオ気味の設定とされた。
フロントサスペンションは、鍛鋼ロアーウィッシュボーンで支えられるマクファーソンストラット式。リアサスはトレーリングリンクにトーションバースプリングを組合わせ、ダンパーを寝かせてレイアウトするプジョーお得意のシステムだ。よってラゲージにストラット部が全く張り出さず、荷物の出し入れがしやすくなっている。
ブレーキには4輪ディスクを採用。フロントは、酷使してもフェードしにくいベンチレーテッドディスクを奢っている。 |
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←エンジンは高い燃焼効率を発揮するマルチポイントインジェクションを採用。6200rpmで最高出力100psを発生する |
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プジョー
106のインテリア&エクステリア
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安定感を感じさせるハッチバックフォルム |
S16のエクステリアは、軽く吊り上がったヘッドランプとボンネット中央のライオンマークによって、より上級の306や406と共通のイメージを演出。前後、サイドから見たコンパクトハッチバックフォルムは台形で、安定感を感じさせる。
デビュー時、ボディカラーは3色用意され、1996年にはルシファードレッドに加えてコバルトブルー、それにプラチナグレー、ブレイズゴールドを設定した。年式によって多少の変更はあるものの、いずれもビビッドなカラーとなっている。
インパネはオーソドックスな印象だが、1DINのオーディオスペースが最も高い位置にあるので、後付けのカーナビが取付けやすい。また、1998年の一部改良で本革とアルカンタラのコンビネーションシートを採用。リアシートは若干狭く長距離ドライブにはつらい感もあるが、フロントは背もたれ上部まで幅が広く、ホールド性は良好だ。 |
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←台形タイプのメーターナセルを採用したインパネは、ベーシックな印象。操作性や使い勝手を考え、必要最小限の機能を装備した |
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