軽量＆コンパクトなシンプルボディをもつスポーツモデル。数値では語りきれないパワー感とフットワークが自慢

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プジョー 106 バイヤーズガイド

生産期間：1995～2003年



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プジョー 106の狙い目グレード

安全性が向上したマイチェン以降の年式を

　日本で発売された106のグレードは1種類のみなので、中古車を選ぶ際の基準は年式となる。また、販売された台数は年間600台程度と少ないうえ、なかなか手放すオーナーがいないのが現状。安全性が向上したマイチェン以降のモデルで、程度の良いものがあれば即買いだ。

←流通量が少なくなかなか手に入らないのは確か。特に安全性が向上している後期型モデルは少ない。見つけたらすぐにチェックしたい！

プジョー 106の購入時のチェックポイント

年式だけにとらわれずエアコン動作を確認

　XSi、S16ともに、決定的なトラブルは少ない。ただし走行距離の多いクルマに、エアコンの利き具合が悪くなるケースがある。これは、サーキューレーションモーターが空回りして発生するというもの。交換となると出費がかさむので、必ず作動はチェックしておきたい。

プジョー 106 インプレッション

まさにホットハッチ！数値以上の性能を発揮

　最高出力＆トルクは、1.6Lエンジンの数値としては平凡な数値だが、実際に走らせると数値以上にパワフルな印象をもつ。高回転型のエンジンではないが、どこからでも伸びやかにに吹け上がり、106のドライブフィールは、まさにホットハッチという形容がピッタリだ。
　フットワークは機敏だが動きそのものは古典的なFF車。コーナーの進入でアクセルをオフすると、テールがスパッと外へ流れる。そこからアクセルオンして意図的にアンダーステアを出し、内側に向きすぎた姿勢をコントロールするというドライビングが楽しめる。


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