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■シボレー コルベット モデル概要 |
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全車V8エンジンを搭載した アメリカンモンスター |
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1994年、アメリカで絶大な人気を誇ったコルベットが、世界を舞台にフェラーリやボルシェと闘うために全面改良を受けた。それが4代目、一般にはC4と呼ばれるモデルだ。エンジンはV8が標準だが、ピュアスポーツカーというより、高性能で快適なGTカーというのが個性になっている。クーペとコンバーチブルが存在する。 |
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■シボレー コルベット バイヤーズガイド |
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正規輸入が開始された 1991年式以降に的を絞ろう |
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実はノンビリと走りたい方にオススメしたいのがこのモデル。大排気量V8エンジンは低速トルクが極太。高回転まで引っ張らず、ノンビリ気分で走っても、速くてしかも楽しいのだ。この型は1984年にデビューして13年も現役を務めたが、今から手に入れるとなると1991年のマイナーチェンジ以降のモデルが狙い目。品質も安定しているし、流通している中古車もほとんどが1991年式以降だからだ。 |
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■シボレー コルベット モデル変遷 |
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1984年 5.7L V8エンジン搭載の クーペがデビューした |
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デビュー当時はクーペのみ。強化プラスチック製のカウルを採用していた。エンジンはV8で最高出力205ps、最大トルク32.1kg-mを発生。またパッケージオプションとしてZ51と呼ばれるハイパフォーマンス仕様も存在する。これは専用のサスペンションを採用したもので、乗り心地は相当に硬いと言われる。ミッションは電磁式オーバードライブを備えた4ATのみ。 |
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1985年 エンジン改良によって 最高出力をアップさせた |
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一部改良により吸気システムとインジェクションを改良。これによりエンジン性能が向上した。最高出力は230psに、そして最大トルクは45.6kg-mにアップしている。また前年のモデルが足回りの硬さにより一部で不評を招いたため、スプリングの硬さなどセッティングが大幅に見直された。 |
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1991年1月 フロントマスクを中心に エクステリアを変更した |
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マイナーチェンジが行われた。フロントマスクやテールランプなど、外観はエッジが抑えられて、より洗練されたものとなった。翌1992年には改良型エンジンで最高出力300psを標準仕様とした。 |
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1996年6月 V8エンジンを改良して さらにパワーアップを実現 |
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従来型を改良して、最高出力を330psにしたLT4エンジンを採用。また最終モデルとして、ブルーの車体に白いストライプが入った「グランスポーツ」を発売した。 |
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↑ロングノーズ&ショートデッキがこのクルマの特徴だ |
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↑デビュー当初はクーペのみのラインナップであった |
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↑マイナーチェンジ後もリトラクタブルヘッドライトは健在 |
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↑吸排気系などを見直し最高出力を引き上げたLT4エンジン |
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