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■AMG S55/65 モデル概要 |
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豪華さを兼ね備えた AMGのフラッグシップ |
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M・ベンツの頂点に君臨するSクラス(W220型)をベースとしたのがAMGのS55だ。搭載エンジンは、5LだったV8エンジンに手を加え、5.5Lにまで排気量を拡大。またボディタイプはロングとショートの2種類がラインナップされ、ロングモデルにはグレード名の最後にロングを表す「L」がつけられている。 |
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■AMG S55/65 バイヤーズガイド |
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初期モデルのS55でも 1000万円を切る物件は少ない |
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Sクラスのもつ上質な豪華さと、AMGチューニングによる洗練された走りを両立。最高級のスポーツサルーンを体感できる。最高峰サルーンを求める人におすすめだ。中古車市場への流通量は、2003年式以降の物件が比較的多い。しかしながら初期モデルでも1000万円以下の物件は少ない。高年式では1年落ちの車両で1500万円前後の価格帯で推移しているようだ。 |
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■AMG S55/65 モデル変遷 |
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1999年8月 5.5L V8エンジンに 2つのボディタイプを用意 |
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ベースのM・ベンツ Sクラスのもつ落ち着いたスタイリングや居住空間を損なうことなく、豪華に仕上げられたSクラスのAMGモデルが誕生した。
ボディタイプにロングボディとショートボディを採用。エンジンは5.5L V8 SOHCで、最高出力は360psを発生する。また最大トルクは、54.0kg-mという数値を3150回転から4500回転までフラットに発生。それによってスタート時からトルクが淀みなくわき上がり、豪快な加速を味わうことができる。
搭載されたAMGスポーツエグゾーストシステムは、パイプ径を拡大しながらも、サイレンサーを組み合わせることで、騒音と排圧を低く設定。そのほか、サスペンションやブレーキシステムなどにもAMGのチューニングが加えられ、軽快なハンドリングと抜群の安全性を兼ね備えている。
エクステリアはAMGデザインのエアロスポイラーや18インチアルミホイールなどを装着。インテリアは、最高級品のナッパレザーやチェストナットが奢られた。またロングボディのリアシートには、2席をセパレートしたシングルシートを採用する。 |
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2001年6月 サスペンションや内装に 改良が加えられた |
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一部改良が行われ、サスペンションに高い運動性能と優れた快適性を両立させるアクティブ・ボディ・コンロトールを採用。またロングボディのリアシートを3座席に変更した。 |
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2003年10月 ショートボディを廃止 エンジンも6Lに変更した |
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マイナーチェンジが行われた。搭載エンジンは、6L V12ツインターボチャージャーに変更。ボディタイプはショートを廃止しロングの1種類とし、S65
AMG longへと改名している。 |
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↑AMGデザインのエアロは静かながらダイナミックさを表現 |
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↑マフラーは左右両側から出るデュアルエンドタイプを採用 |
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↑Sクラス用の5Lエンジンをチューニングし、5.5Lにまで拡大 |
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↑インテリアは、職人の手により、丁寧に仕上げられる |
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↑センターコンソールなどウッドパネルの一部を本革仕様に |
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↑アルミホイールは専用デザインの19インチツインスポークだ |
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