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ボルボ S40/V40(旧型)のメカニズム |
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低中速トルクに優れたターボエンジンも用意 |
デビュー当時のエンジンバリエーションは、NAエンジン2種類と、1.9Lハイプレッシャーターボ、2Lロープレッシャーターボの全4種類を用意。後に2000年モデルで整理され、特別限定車を除いてはNAエンジンとロープレッシャーターボだけのラインナップとなった。 ロープレッシャーターボとは、最大過給圧を低めに抑える代わりに、低回転から過給が始まるようにターボを設計したもの。最高出力よりも低中速トルクの増強を狙っており、240N・m(24.5kg-m)の最大トルクを1800回転で発生させ、それを4500回転まで維持する。 トランスミッションは、ほとんどのモデルがATで、前期モデルが4速、後期モデルが5速となる。T-4というスポーツモデルには、デビュー時のみ5MTも用意されていた。 サスペンションは、フロントがストラット、リアがマルチリンクの4輪独立懸架となる。 |
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←安全性へのこだわりはボルボならでは。前席にはデビュー時からサイドエアバッグが、2001年モデルからカーテンエアバッグが標準装備されている |
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ボルボ S40/V40(旧型)のインテリア&エクステリア |
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北欧風インテリアが醸すセンスの良さと上質感 |
三菱との共同開発車ながら、外装デザインはボルボのオリジナル。斜めのラインが入ったフロントグリルは、ボルボ共通のアイデンティティだが、年式によって、細かい縦スリットのものと格子状のものがある。 セダンはハイデッキのオーソドックスなフォルムながら、中央が盛り上がったボンネットで存在感を主張する。 一方、ワゴンはフロントマスクからサイドドアまでがセダンと共用。リアドアより後ろを専用デザインとするが、全長が延ばされていないため、ラゲージはそれほど広くない。 内装は骨太感のあるデザインで、スウェーデン製の家具を思わせる。センタークラスターはドライバー側に向いており、操作性は良好だ。シートとトリムの色使いも落ち着きがある。シートも大ぶりで、包まれ感があって疲れにくい。特に本革シートが上質。予算に余裕があるなら、ぜひ本革を選びたい。 |
グレードによっては、本革シートが標準装備となる。シンプルながら質の高さを感じさせるインテリアは、スカンジナビアンデザインのたまものだ(→) |
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