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人気輸入車購入ガイド
ボルボならではの安全性と内外装の高い質感をそのままに、使い勝手の良いボディサイズで登場したエントリーシリーズ。

ボルボ S40/V40(旧型) モデル変遷

生産期間:1997~2004年
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1997年10月 デビュー | 1999年3月 特別限定車 | 1999年7月 マイナーチェンジ&特別仕様車 | 2000年8月 マイナーチェンジ | 2000年9月 特別限定車 |
2001年10月 グレード追加 | 2002年4月 特別限定車 | 2002年7月 マイナーチェンジ | 2003年4月 グレード追加 |
1997年10月
1997年10月 4種類のエンジンで4種類のグレード。コンパクトボルボ誕生
 ボルボS40/V40はエントリーモデルとしてデビュー。SとVそれぞれに、4種類のグレードを設定。エンジンはグレードごとに異なり、1.8Lと2LのNA、2Lターボ、1.9Lターボを搭載している。トランスミッションは4速AT。ただし、1.9Lターボを搭載したT-4のみ、受注生産モデルとして5速MTが用意されていた。グレードを問わず、運転席エアバッグと前席サイドエアバッグが標準装備となっている点も特徴だ。
S40/V40 SHIPS
↑側面への衝撃エネルギーを各部へ分散、吸収させる、ボルボ独自の側面衝撃吸収システム「SIPS」を採用
S40/V40 ラゲッジルーム
↑Vのラゲージスペースは最大1412Lを確保している。S、Vともに、最長2.7mの長尺物を積むことも可能だ
1999年3月
1999年3月 スポーツモデルのT-4が特別限定車に
 特別仕様車「T-4」が登場した。専用ストライプや15インチアルミホイールなどを標準装備としたT-4が登場。Sは150台、Vは250台の限定で発売された。
S40/V40 T-4 インテリア ←内装もブラックのウッド調パネルや本革ステアリング、アートレザーシートなど、多くの特別装備が設けられた
1999年7月
1999年7月 安全性能のアップとエンジンの大幅改良
 マイナーチェンジが行われ、後部衝撃吸収リクライニング機構「WHIPS」とサイドエアバッグを標準装備した。また、全NAエンジンの燃焼効率を向上させた。同時に特別仕様車「V40ノルディック」も登場した。
V40ノルディック リアスタイル ←ブラックウッドパネルやリアルーフスポイラーなど、上級装備を施した特別仕様車、V40ノルディックも登場
2000年8月
2000年8月 およそ1500カ所に及ぶ大幅な改良を実施
 ビッグマイナーチェンジが行われた。エンジンは2Lのみとなり、NAとロープレッシャーターボの2種類に整理された。また、新開発のフロントサスペンションを採用したほか、ホイールベースを10mm、トレッド幅を15mm拡張したことで、快適性と静粛性の向上を図っている。安全面では、頭部側面の衝撃を吸収するカーテンエアバッグや、衝撃レベルに応じて膨張パターンを最適化するデュアルモードエアバッグが標準装備となった。
S40/V40 インテリア
↑開放的な雰囲気の「オーク/アリーナ」は新設定色。シートは整形外科医の協力のもと、形状の変更を実施した
S40/V40 5AT
↑ATは5速に。発進時の加速性能を向上させ、中速域でのスムーズな走行を目指した新型トランスミッションを搭載する
2000年9月
2000年9月 専用色のイエローを採用したT-4が登場
 特別限定車としてハイプレッシャーターボを搭載したT-4が、250台限定で発売された。専用のボディカラーをはじめ、デュアルヘッドライトやリアルーフスポイラーなど、数々の特別装備を備えている。
S40/V40 T-4 エンジン ←2Lとなったエンジン。大幅な改良を施し、発進時の加速性や低速域でのトルク特性の向上が図られている
2001年10月
2001年10月 S40にも新たに特別仕様車が登場
 Vのみのグレードだったノルディックが、「ノルディックスペシャル」となってSにも設定された。新たに2Lのロープレッシャーターボエンジンを搭載する。
S40 ノルディックスペシャル フロントスタイル ←専用デザインのアルミホイールやカップホルダー付きのリアアームレストなど、様々な特別装備を施している
2002年4月
2002年4月 ボルボ75周年を記念した限定モデル
 「V40 T-4 75thアニバーサリー」が200台限定で販売された。エンブレムをはじめ、ボディ同色モールや16インチアルミホイールなど様々な専用装備を施している。
V40 T-4 75thアニバーサリー キセノンヘッドライト ←日本仕様のボルボ車では初採用のキセノンヘッドライト。従来のハロゲンに比べ、2倍以上の光量を発生させる
2002年7月
2002年7月 スポーティな印象を与える内外装の変更
 マイナーチェンジによりグレード整理が行われ、バリエーションはS40、S40ノルディックスペシャル、V40、V40ノルディックスペシャルの4種類となる。フロントグリルの形状やメーター類のレイアウトが変わり、リモコン一体式キーの採用などが行われた。さらに、ノルディックスペシャルには新たにCD/MD付きのハイパフォーマンスオーディオシステムを搭載。なお、Sは6スピーカー、Vは7スピーカーの設定となる。
S40/V40 インパネ
↑ステアリングは3本スポークに一新。メーターやゲージのレイアウト変更は、視認性の向上を目的に行われた
S40/V40 フロントグリル
↑フロントグリルは黒塗りの格子状デザインに変更。顔つきがガラリと変わり、スポーティで精悍な印象となった
2003年4月
2003年4月 安全装備をすべて装備したグラックを追加
 最上級モデルとなるクラシックがグレードに追加された。専用装備として本革シートをはじめ、レッドのシフトノブや本革巻きスポーティステアリングなどを採用している。
V40 クラシック フロントスタイル ←外装では、ボディ同色バンパー&サイドモールやサンルーフ、フロントスポイラー、フォグランプなどを装備
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