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ボルボならではの安全性と内外装の高い質感をそのままに、使い勝手の良いボディサイズで登場したエントリーシリーズ。

ボルボ S40/V40(旧型) バイヤーズガイド

生産期間:1997~2004年
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 ボルボ S40/V40(旧型)狙い目グレード

リセールバリューが期待できるV40を狙う
 流通量の多さから考えればワゴンモデルのVがオススメだ。さらに、ノルディックなら物件数が豊富なうえに、数々の特別装備を搭載しているので買い得感も高いはずだ。なお、本革シートなどのオプション装着車も数が揃っているので、狙いを定めて探すのもいいだろう。ちなみにS40/V40シリーズは2001年モデルで1500カ所に及ぶ改良を受けているので、予算的に余裕があるならビッグマイナーチェンジ以降のモデルに狙いを定めるのも賢い選択だ。
V40正面 V40 インテリア
↑Vシリーズは流通量も多く、選びやすいモデルだ。このシリーズはグレードやモデルによって装備が様々なのでじっくり見比べるようにしたい ↑ビッグマイナーチェンジ以降は走り、安全性、快適性全ての面においてクオリティが向上している。予算に余裕があるなら要チェックだ

 ボルボ S40/V40(旧型)の購入時のチェックポイント

耳で確かめられるブッシュ類の劣化
 まずパワーシートなどの電動装備が、きちんと作動するかを確認しよう。次に試乗した際には、フロントまわりからの音に注目する。もし異音があるようならスタビライザーのブッシュがヘタッている可能性があるからだ。また、エンジンがガタつくようならマウントの劣化が考えられるので、こちらも確認したい。
VOLVO S40/V40

 ボルボ S40/V40(旧型)インプレッション

硬さを感じない味つけのサスペンション
 ドライブフィールは質実剛健なものだが、ガッチリ硬い印象のドイツ車とは異なり、骨太感と優しさが同居している感じ。スウェーデン家庭のリビングのような内装に包まれていると、運転は自然と優しくなる。乗り心地はダンピングが利いていて落ち着きがあり、ゴツゴツ感は皆無。衝突安全性に優れたボディはそれだけ剛性も高く、路面からのショックはサスペンションがうまく吸収してくれる。
車重は最も軽いS40のノンターボでも1320kgあるため、瞬発的な加速は緩慢だが、一定の加速度が高速走行時でも衰えないのが好ましい。
V40 インプレッション
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徹底研究-ボルボ S40/V40

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