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↑補機類に遮られて直接は見えないが、エンジンはこの下に搭載されている |
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カレラに搭載されるエンジンは水平対向6気筒の3.6L。先代964型の進化版だが、最高出力は引き上げられ後期では285馬力をマーク。フラットなトルク特性により、力強くスピードを増してゆく典型的なエンジンといえる。何より空冷ならではの金属質な排気音がこのエンジンの魅力だ。静粛性の高さも993型の魅力だが、空冷フラット6ならではの歯切れの良いサウンドはマニアならずとも感動ものといえるだろう。 |
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ボディが拡幅された993型だが、コーナリング性能に直結するホイールベースは2272mmと先代964型と同一。つまり車内空間は前後方向には、ほとんど変化がなく、かなりタイトな部類に入る。ただし、リアにも小型ながらシートは存在するので、完全なる2シーターと比較すれば使い勝手は良い。メーター類のレイアウトは初代以来続く横一直線に並ぶもの。ややクラシックに感じるかもしれないが、これこそ911らしさなのである。 |
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↑計器パネル然とした993型のインパネ回り |
↑スポーツドライビングを想定したセミバケットシート |
↑大人が座るにはつらいが、リアシートも存在する |
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