安全性と実用性を高次元で融合させたコンパクトカー。中低速トルク重視のエンジンによる扱いやすさも魅力

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フォルクスワーゲンポロバイヤーズガイド

生産期間：1996～2002年



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フォルクスワーゲンポロの狙い目グレード

使い勝手が良く物件数が豊富な5ドアを狙いたい

　オススメは後期型。エンジンをはじめとする様々な改良に加え、質感も格段に向上したのがその理由だ。予算に限りがあるのなら、20万円台から入手できる前期型を。意外に走行距離が少ない物件もあるので、掘り出し物に巡り合えるかもしれない。グレードでは5ドアのAT車。年式にかかわらず流通量が最も豊富なので探しやすいだろう。

←改良後の後期型がおすすめだが、低価格で手に入る初期も非常に魅力的。5ドア＆ATなら流通量も多く探しやすい

フォルクスワーゲンポロの購入時のチェックポイント

電装系トラブルは実際に動かすことで回避しよう

　リコールとして挙げられているのは、クラッチが切れなくなる、アクセルが戻らなくなるなどの不具合。いずれも該当する場合は、対策品に交換されているかを必ずチェックしよう。また、メーターパネルの警告灯やパワーウインドウ、エアコンなどは動作トラブルが起こりがち。物件を下見する際には、実際に動かして確認をしてみよう。

フォルクスワーゲンポロインプレッション

高速での安定性を備えた重厚感のある乗り味

　欧州車の常で、AT車は発進時の飛び出し感がまったくないため、瞬発力の不足が感じられる。しかし発進してしまえば、その後の速度の乗りは力強い。ボディの剛性感は非常に高く、乗り心地は意外と重厚。特に2000年以降のモデルは、低速域でもそれ以前のものに比べてゴツゴツ感が少ない。それでいてコーナリング時や高速域の安定性も保たれている。静粛性が大幅に向上したのも2000年モデルからなので、予算が許すならこの年式以降のモデルを選びたい。なお、ホットモデルとされるGTIは特別過激ではなく、ほどほどにスポーティな味付けだ。


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フォルクスワーゲン ポロ バイヤーズガイド

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フォルクスワーゲン ポロ インプレッション

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