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ランドローバー レンジローバーのメカニズム |
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エアサスの採用により走破性と快適性を両立 |
世界第一級の悪路走破性を支えるサスペンションは、前後リジッドアクスル式。オフロード走破性を確保するには理想的なシステムである半面、乗り心地との両立が難しいという側面もある。レンジローバーはこの問題を、エアサスペンションを使用することによって解決を図っている。さらにエアサスペンションには車高調整機能が付き、悪路走行時には車高を40mm高めることができるほか、乗降時に車高を下げるアクセスモードも装備されている。
搭載されるエンジンは4Lと4.6Lの2種類で、いずれもアルミブロックのV型8気筒。初代から譲り受けたエンジンを、最新の電子制御燃料噴射装置でリファインしたものだ。その駆動力は機械式のセンターデフをもつフルタイム4WDで路面に伝達。ATは独特のHゲート方式のセレクトレバーで操作し、左に倒すとオフロード走行用のギアが選択される。 |
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←V8エンジンは新エンジンマネージメント(GEMS)を導入し、高出力化と低燃費化を両立。排気量は4Lと4.6Lの2種類 |
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ランドローバー レンジローバーのインテリア&エクステリア
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ウォールナットパネルと高級レザーで上質感を演出 |
スクエアな外観は端正で、これといった個性はないが、集団には埋没することのない存在感がある。言ってみればトラディショナルなジャケットのようだ。
ガラスエリアが大きく取られているのは、オフロード走行時のボディの見切りを良くするため。さらにボンネットの左右前端には「キャッスル(城郭)」と呼ばれる小さなツノが付けられており、ボンネット端の視認性を一段と向上させている。
バンパーは未塗装で、リップスポイラーは取り外し可能。オフロード走行で傷つけても、バンパーごと交換する必要はない。
内装にはウォールナットの木目パネルが使われているが、面積は控えめで上品。エントリーグレードの4.0S以外は、シートはコノリーレザー社のカウハイドという表皮が使用される。
幅広のセンターコンソールボックスのフタを裏返すと、4人分のカップホルダーが出てくるなど快適装備も充実している。 |
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←快適なドライビングを実現させるためシート座面をワイド化。インテリアは天然素材を用いてラグジュアリィ感を演出 |
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