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プジョー 406のメカニズム |
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エンジンは2Lと3Lでスポーツのみ2.2Lを搭載 |
エンジンは、基本的に2Lの直4と3LのV6の2種類。主に量販グレードに搭載されるのが2L直4で、3L V6はセダンとブレークのトップグレードと、クーペモデルに採用された。2002年6月に登場した「スポーツ」のみ、2.2L直4エンジンを搭載していた。2L直4エンジンは、2000年3月のマイナーチェンジで新開発ユニットに換装。排気量はほぼそのままに、高出力化された。一方、3L V6エンジンはモデルライフを通じて同一形式だが、2000年のマイナーチェンジで大幅にリファイン。出力アップを果たしている。
サスペンションはフロントがストラット、リアがマルチリンク。リアサスには独特なリンク配置が採用され、タイヤの向きを状況に応じて常に最適に保つよう工夫されている。
ブレーキはフロントがベンチレーテッド、リアがソリッドの4輪ディスクを採用。クーペにはブレンボ製キャリパーが装備されているのが特徴だ。 |
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←エンジンは直4もしくはV6というラインナップ。V6エンジンは2000年のマイナーチェンジで出力アップが図られている |
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プジョー 406のインテリア&エクステリア
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直線を基調とした伝統的なデザインが特徴 |
406のエクステリアは、直線基調でトラディショナルなデザイン。奇抜さや派手さはないが、オーソドックスなスーツのような上品さがある。フロントマスクは、軽く吊り上がったヘッドランプが特徴的な旧世代のプジョー顔。マイナーチェンジ前のモデルは、フロントグリルにルーバー(横桟)が入っているので、前後期を容易に見分けることができる。セダンとワゴンは基本的に共通のデザインだが、クーペのそれはまったくの別物。ピニンファリーナの手による流麗なエクステリアで、当時「最も美しい2ドアクーペ」と称賛された。
インパネは3モデルとも基本的に共通で、手前にせり出したセンタークラスターと、大きな弧を描くメーターバイザーが連続するデザインを採用。ワゴンのラゲージは、欧州車全体の中でも広い。フロア下にも物入れを装備するなど、日本車的な配慮も行き届いている。 |
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↑操作性を重視して設計されたインパネは、全グレード共通のデザイン。マイナーチェンジでコンソールの形状が変更された
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↑シート表皮はベロア地と本革張りタイプを用意。上級グレードには電動パワーシート(フロントのみ)が採用されている |
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