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フォルクスワーゲン ニュービートルのメカニズム |
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カブリオレには6ATをターボには5MTを用意 |
エンジンは2L直4SOHCの自然吸気でスタートしたが、後に1.8Lのターボが追加された。また、3.2LのV6エンジンを搭載したRSiというモデルも存在するが、こちらは世界250台の限定車で非常に希少だ。
トランスミッションは4ATを中心とした展開。セレクトレバーは一般的な直進式ゲートのフロアチェンジ方式だ。2003年のマイナーチェンジで、ターボに5MTが追加されたが、2004年モデルを最後に正規輸入されなくなった。そのためMT車は中古車以外では手に入らない。一方、カブリオレには最新式の6速ATを搭載。こちらは手動変速モードも備えるティプトロニックシステムを採用する。
サスペンションは、ゴルフIVのものをキャリーオーバー。フロントがストラット式、リアがトーションビーム式という構成で、軽量でスペースを取らず、小型FF車ではスタンダードとも言えるシステムを採用する。 |
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←最新のレーザー溶接技術が取り入れたセーフティセル構造ボディ。高強度な金属板や補強剤を適所に採用し高剛性を実現 |
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フォルクスワーゲン ニュービートルの インテリア&エクステリア
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内外装すべてにおいて「円」がモチーフになる |
燃費低減や走行性能アップのために空気抵抗の低減を追求していくと、クルマはみんな似たような造形になってしまう。しかしニュービートルは、そんな世界とはまったく別のところにいる。流体力学よりも、目で見て楽しいかどうかを重視してデザインされているのだ。デザインテーマは、ズバリ「円」。エクステリアは、キャビンを構成する大きな半円を中心に、フェンダーを構成する小さな半円をその前後に重ねた造形。ボンネットフードやフロントガラスにも大きな曲面が与えられており、旧型の面影を巧みにモダナイズしている。
インテリアにも「円」のデザインテーマが貫かれており、メーターバイザーや空調の吹き出し口、オーディオのスイッチ類などは、円で統一されている。また、メーターバイザーの横にはアクリル製の一輪挿しが装備されており、オシャレな雰囲気をさらに盛り上げている。 |
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←クラシカルな大型の丸型メーターを配しながらも、アルミ素材や樹脂パーツを効果的に採用し、現代的な雰囲気を演出 |
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