|
|
ルノー トゥインゴのメカニズム |
|
|
|
|
2ペダルMTでAT感覚の操作が可能だ |
トゥインゴのメカニズムで最もユニークなのは、イージーと呼ばれるクラッチレスのマニュアルトランスミッション。今でこそ珍しくなくなったが、本国デビューした1992年に、エントリーグレードとして採用したときは画期的だった。イージーはクラッチ操作がいらないためAT限定免許でも運転可能だが、自動変速モードを備えないため変速はドライバーが手動で行う必要がある。2001年には自動変速モードを備えた「クイックシフト5」が追加されているので、クルマ任せで走りたい人はこちらがマル。もちろん従来の5MTモデルもラインナップする。
エンジンは1997年のマイナーチェンジで1238ccのOHVから1148ccのSOHCに変わった。グレードによっては1998年中もOHVモデルが併売されていたが、排気量が下がってもSOHCのほうがパワーはある。フィーリングも格段に上だ。 |
|
|
←デビュー当初では運転席エアバッグのみ標準で装備される。その後、1998年のマイナーチェンジで助手席エアバッグやサイドエアバッグも追加された |
|
|
|
|
|
ルノー
トゥインゴのインテリア&エクステリア
|
|
|
|
|
オシャレな雰囲気と高い機能性を兼備 |
半円形のヘッドランプと、笑った口のようなグリルが作り出すフロントマスクには、思わずほのぼのとさせられる。しかしファニーなのはエクステリアだけで、内容は合理性にあふれる。
四隅に配置されたタイヤと極限まで詰められたエンジンルームが生み出す居住空間は、リアシートで大人が足を組めるほど広い。シートの作りも良く、大人でも無理なく使用できる。リアシートは前後にスライド可能で、乗員や荷物の量によって柔軟に対応できる。5:5分割の背もたれを前に倒し、座面(これは分割不可)を前に引き起こして格納することも可能だ。インテリアはパネルやスイッチ類がカラフルで、キュートなキャラクターにマッチした雰囲気。シート地の柄は年式によって異なるが、いずれもそのまま洋服にできそうなほどオシャレなデザイン。インパネには、デジタル式のセンターメーターが採用されている。 |
|
|
←コンパクトな室内を機能的に活用すべく、リアシートは多様なレイアウトが可能。荷物やシーンに合わせて、多彩なアレンジメントを実現する |
|
|
|