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オペル アストラのメカニズム |
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燃費・排ガスを考慮したエコテックエンジン |
アストラに用意されたパワーユニットは1.6L、1.8L、2.2Lの3機種で、いずれも直列4気筒のガソリンエンジンとなる。「エコテック」と名づけられた新世代の4バルブDOHCユニットで、燃費や排ガスを特に考慮した設計である。このエンジンに組み合わされるトランスミッションは電子制御4ATのみで、日本のアイシン精機製を採用。停止時にはDレンジでも疑似ニュートラル制御を行うことで、アイドリング燃費を稼ぐ。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがツイストビーム式という、小型車の定番的なメカニズムを採用。ホイール路面追従性が高いため、ロードホールディングは極めて良好だ。
また、安全性能には特にコストが割かれており、全車に高剛性の衝突安全ボディを採用している。さらに、姿勢制御装置のESPやサイドエアバッグなども全車標準の設定だ。 |
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←運転席&助手席エアバッグやサイドエアバッグは、全車に標準で装備。2002年5月以降のモデルには、カーテンエアバッグも装備されている |
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オペル
アストラのインテリア&エクステリア
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空力特性を追求した流麗なボディデザイン |
アダム・オペル社は早い時期から空気力学に取り組み、空気抵抗係数(CD値)の低減による高速燃費の良さを積極的にアピールしてきた。アストラにも、空力重視のフォルムが採用されている。
フロントマスクのデザインはおとなしく、親しみのあるイメージ。シンプルすぎて個性や面白味に欠けるという印象を受けるかもしれないが、逆に言えばいつまでも古さを感じさせず、飽きのこないデザインだ。
インパネもごくオーソドックスで、けれん味のないシンプルなデザイン。ただしカーナビの装着などは考慮されておらず、オーディオスペースは低めの位置に設けられている。オーディオの操作は、ステアリング上のスイッチでも可能だ。
リアシートはそれほど広くなく「全長4.3mのクルマ」の域を出ない。それでも合理的なパッケージングとなっているため、実用性は高いと言えるだろう。 |
座面位置が高めに設計されていることにより、ゆったりとくつろぐことが可能。シートは厚みがあり、長距離ドライブでも快適に過ごせる→ |
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