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フィアット プントのメカニズム |
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エンジン、ミッションともに2種類を用意 |
既述のとおり、プントに搭載されるエンジンは1.2Lと1.8Lの2種類。いずれも直列4気筒で、バルブ駆動にはDOHCが採用されている。1.2Lエンジンの実質的な排気量は1241ccで、ボディが1t少々と軽量なプントには必要十分と言える。さらにロングストロークの設計で、太い低速トルクを実現している。1.8Lは通称「スーパーファイヤ」と呼ばれるエンジンで、同社のオープンスポーツ、バルケッタなどにも搭載されていた。こちらもトルク特性は低中速型だが、軽量なプントを活発に走らせるには十分な性能だ。
トランスミッションは1.2Lエンジンにスピードギアと呼ばれる6速シーケンシャルモード付きのCVTが、1.8Lエンジンには5速MTが組み合わされる。
サスペンションはフロントがストラット、リアがツイストビーム式という、コンパクトカーの定番とも言える組み合わせだ。 |
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←運転席&助手席エアバッグは全車に標準装備。衝突を感知して燃料供給をカットし、火災を防ぐシステムを導入するなど高い安全性を誇る |
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フィアット プントのインテリア&エクステリア
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くさび形のようなユニークなデザイン |
プントの基本フォルムは、オーソドックスな2ボックススタイル。全高は1480mmと、最近のトレンドからすると低めに設定されている。
ボディデザインは、全体的にくさび形のような造形。前期モデルはフロントグリルがなく、ヘッドランプも薄いため、低く構えた印象を与える。
サイドウインドウのすぐ下に沿って、プレスラインが入れられているのもユニークだ。前傾したこのラインが、くさび形のイメージをより強調している。
リアコンビネーションランプは縦型で、エッジの利いたデザイン。斜め後方からの姿が最も特徴的と言える。
ダッシュボードはT字形で、HGTのほうがセンタークラスターのせり出しが大きく、運転席は囲まれるような感じがある。
シートはバケット風で、サポート性はなかなか良い。後部座席も、外観から想像するよりはるかに居住性が高い。 |
室内のデザインはシンプルだが、収納スペースが多く機能的である。シートは人間工学に基づいた設計で、快適な座り心地と高いサポート性を兼ね備えている→ |
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