クライスラージープグランドチェロキー / 1993～98年人気輸入車購入ガイドバイヤーズガイド

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			直6/V8エンジンともに共通しているのは低中速でのトルクが豊かで扱いやすいこと。そのサウンドは静かとは言えないが、アメリカンOHVサウンドらしい豪快なもの。4WDであるためにスノードライブはもちろん、雨の日でも走行安定性は高い。また、リジッドサスは高速道路の継ぎ目やマンホールを越える時に、ドタンとアクスルが暴れがちになるが、グランドチェロキーではそれを感じさせない。オンロードでの快適性は高いと言える。もちろんオフロードではストロークの長いサスを生かして凸凹地形も難なくこなす。

　4Lエンジン搭載車を選ぶなら、大幅な改良が行われ、右ハンドルとなった後期モデルがいい。また、よりパワフルなトルクを求めるならば、V8モデルは直6モデルと大きく価格差がないためオススメだ。スタンダードグレードのラレードやTSiは流通量が少なく、新車時の価格差を考えると割安感は小さい。

↑狙い目はV8エンジン搭載モデル。中古車市場ではエンジンによる価格差は少ない



	グランドチェロキーの耐久性は高く、日常メンテナンスを怠らなければ、走行距離20万kmを超えてもトラブルなく走っている車両も多い。ただし、4WDシステムにトラブルを抱えていると修理費は高額になるのでそのチェックは必ず行いたい。トランスファーレバーをローにシフトして、フロントから異音がしないか確認すればOKだ。

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クライスラージープグランドチェロキー / 1993～98年
(2003.06.12)

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