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モンデオのシャーシには、当時の最先端技術が惜しげもなく投入されている。土台となるモノコックボディは、スーパーコンピュータの解析によって生まれたもの。走行時の車体のゆがみやねじれを徹底的に分析し、各部の強化、補強を綿密に施している。また、ハイスピードクルージングでの安定性と快適性、安全性を研究するために、シャーシのテストはアウトバーンでも十分に行われた。
また前/マクファーソンストラット、後/クワドラリンク(ワゴンモデルは専用設計のショート&ロングアーム式を採用)のサスペンションは、この高剛性シャーシに組み合わされ、絶妙の操縦安定性をもたらしている。 |
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↑卓越した安定感と快適性を実現しているのがマクファーソンストラットサス |
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↑ボディ解析から生まれた高いねじれ・曲げ剛性を達成しているシャーシ |
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↑高強度のスチールバーをダッシュボード内部に設置し安全性を高めている |
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2700mmのロングホイールベースを誇るモンデオの室内空間は、非常に広い。後席足もとの開放感を高めるためのフロントシートバックデザインも含めて、後席乗員から不満が出ることはないだろう。また、ラゲージスペースも十分な大きさを確保しており、特にワゴンは、セダンよりも110mm長い全長のすべてがラゲージスペースの拡大に充てられている。リアシートをすべて倒した際には、最大で1650Lのスペースが生まれるので、積載容量に困るようなことはないはずだ。 |
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↑ロングホイールベースによりリアシートのレッグスペースも余裕たっぷり |
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↑ワゴンのラゲージスペースは、フラット&スクエアで使いやすすさは抜群 |
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↑セダンのトランクもバンパーレベルから開き、荷物の出し入れがしやすい |
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搭載されたエンジンは3種類。頂点は、アルミ製のブロックとヘッドをもつ超軽量コンパクト設計の2.5L
V6DOHCデュラテックエンジンで、その他2L&1.8L直4DOHCゼテックエンジンがラインナップされている。また初期には、1.8Lディーゼルターボエンジンもあったが、その後姿を消している。この3種類のガソリンエンジンには、F1技術を取り入れたEEC-Vエンジンマネジメントシステムを組み合わせており、データ蓄積と情報処理を行い、走行環境の多彩な変化にきめ細かく対応して最適なエンジン制御を行う。 |
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↑モータースポーツの名門コスワースが、開発に参加した2.5L
V6DOHCデュラテックエンジンも設定 |
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↑静粛性と信頼性を向上させている2L直4DOHCゼテックエンジンは扱いやすさ抜群のユニットである。 |
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インテリアは、シンプルだがいかにもヨーロッパといった飽きのこない落ち着いたセンスでまとめられている。使いやすく機能的なコックピット、掛け心地のいい大型シート、車内の高い静粛性は、快適な長距離クルージングを約束してくれる。シートは、2Lギアと2.5Lギアが本革、その他のグレードではファブリックとなる。この本革シートには、左右独立調整式のフロントシートヒーター、運転席10ウェイパワーシートが備わる。また2Lギアと2.5Lギアには、ウッド調のダッシュボードパネルとシフトノブを採用、さらにカーオーディオには6連奏CDチェンジャーが備えられるなど豪華装備仕様となっている。 |
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↑インテリアは、シックな雰囲気でまとめられているので、誰もが満足できる。ギアには本革シートも採用 |
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↑インストルメントパネルは、ドライバーに向けデザインされていて見やすく、操作もしやすいのが特徴 |
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