1982年の190シリーズからスタートしたCクラスは、メルセデスの最量販車種。大ヒットした先代W202型が7年という長いモデルサイクルを終え、3代目となるW203型Cクラスが日本に上陸したのは2000年のことだ。車幅がわずかに大きい以外は、ほぼ国産の5ナンバー枠に入るボディサイズを維持。それでいて、先代よりボディを10mm、ホイールベースを25mm延長して居住性を向上させている。
デビュー時のグレードは、2L直4DOHCエンジン搭載のC180とC200コンプレッサー、そして2.6L V6のC240の3種類を設定。ともにマニュアル変速ができるティップシフト付き
5ATと組み合わされている。安全性を高めるエレクトロニック・スタビリティ・コントロールは全車に標準装備された。
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↑空気抵抗係数を0.26に抑えたボディフォルムにより、優れた走行性能と高い燃費を実現した |
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↑2004年5月までは3メーターデザイン。中央に大きな速度計、右に燃料計、左に回転計を配置 |
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↑W202から採用されたクライメートコントロールはW203から清浄機能も制御するようになった |
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↑フロントサスはCクラスが他モデルに先駆けて採用した3リンク式。リアはマルチリンク式だ |
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