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ランドローバー ディスカバリーのメカニズム |
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路面追従性の高い足と強固なフレームを採用 |
レンジローバー譲りの前後コイルリジッドサスペンションを採用。特にリアサスは、悪路での路面追従性が高いA型アッパーリンク構造を採用する。4WDシステムは機械式センターデフをもつフルタイム方式で、マウンテンバイクの前ギアに相当する副変速機も装備する本格派。副変速機でローレンジを選択することによって、ハイレンジの約2.7倍の駆動力を発揮することができる。
車体構造は、伝統的クロスカントリー4WDの定石どおり、強固なはしご型フレームの上にボディシェルを載せたもの。フレームとボディの間にラバーマウントがある構造なので、静粛性の向上にも貢献している。
エンジンはガソリンがV8で初期型は3.5L、後期型は4L。ディーゼルは2.5L直4のターボ付きが搭載される。いずれのエンジンも低速トルクを重視した実用型。ディーゼルは排ガス浄化に酸化触媒を装備する。 |
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←ガソリンエンジンはすべてV8となる。前期型と後期型で排気量が異なる。後期型は3.9Lとなっており最高出力180psを発生する |
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ランドローバー ディスカバリーのインテリア&エクステリア
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車両感覚の把握に優れ内装はカジュアルだ |
直線基調でトラディショナルなエクステリアデザインは、いかにもオフロード車といった印象。スクエアなデザインはボンネット先端が目視しやすく、車両感覚をつかみやすい。ルーフは後席途中から盛り上がるキックアップタイプで、ラゲージ上部にはアルパインライトと呼ばれる採光窓を装備。ルーフレールは全車標準装備だ。
内装は家屋のインテリアデザインを得意とするコンラン・デザイングループの手によるもの。イメージは、カジュアルなリビングルームといったところだ。7人乗り仕様は格納式のサードシートを装備。シートの配置は向かい合って座るユニークなものだが、キックアップルーフのおかげで頭上空間は広い。折り畳むとラゲージの壁面と一体化し、存在がわからなくなる。サードシートへの乗り降りはリアゲートから行い、バンパー下に乗降用の格納式ステップが装備されている。 |
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↑メータークラスター左右に各種スイッチを配置し機能面とデザイン面を両立。エアコンなどの操作系は中央部に集中させている
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↑インテリアは洗練されたイメージと快適な居住性を重視して設計。デビュー時のカラーはブルーとベージュの2色を用意した |
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