クロスカントリーは、1997年10月に登場したV70XC AWDの後継車として誕生。ベースとなったV70に比べ全長を25mm、全幅を45mm、全高を90mm拡大。ホイールベースは10mm長く、最低地上高は55mmも高い215mmだ。
エンジンは、2.4L直列5気筒DOHCインタークーラー付きターボ1種。グレードは2種でベースモデルのクロスカントリーと、装備を充実させたクロスカントリー2.4Tが用意された。また前者は5AT、後者はマニュアル操作が可能な、ギアトロニック機構付き5ATを装備した。
両者の装備の差は大きく、2.4Tはアルミホイールやクルーズコントロール、革巻きステアリング&シフトノブ、運転席8ウェイパワーシートなどを標準装備。これで新車時価格530万円は買い得感が高かった。
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↑2.4Tの新車時価格はクロスカントリーに対し40万円高だが豊富な装備で人気が高かった |
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↑クロスカントリーは装備類もベーシックな設定で、16インチのスチールホイールを履く |
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↑4:2:4分割の可倒式リアシート。助手席を倒せば、広大なラゲージスペースが出現する |
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↑路面状況が悪い場合に助手席の乗員が握れる、フロントセンターハンドグリップを標準装備 |
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