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シトロエン エグザンティアのメカニズム |
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独特のハイドロニューマチックを採用 |
シトロエンのメカニズム的特徴は「ハイドロニューマチック」と呼ばれる独特のサスペンションシステム。金属バネの代わりに、窒素ガスが封入された「スフェア」というガスバネを採用している。ショックアブソーバーによって押し出されたオイル(ハイドロ)がガス(ニューマチック)を圧縮することによってバネ効果を得るので、こう呼ばれている。オイルを出し入れすることによって、車高を4段階に変えることができるほか、荷物の量や乗員数にかかわらず、車両姿勢を一定に保てるオートレベリング機能も付いている。V6エンジン搭載車は、このシステムに減衰力とバネ定数の自動切り替えを付加した「ハイドラクティブII」というシステムが搭載されている。
1998年のマイナーチェンジ後のエンジンは、2Lが直4、3LがV6。どちらもDOHC4バルブエンジンで、電子制御の4ATを介して前輪を駆動する。 |
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←デビュー当時に搭載されていたのは、2L直列4気筒SOHCエンジン。フラットトルクを特徴とするXU系列エンジンの最新タイプ |
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シトロエン
エグザンティアのインテリア&エクステリア
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直線を基調としたシャープなデザイン |
エクステリアデザインは、ランボルギーニ・カウンタックで有名なイタリアのカロッツェリア(デザイン工房)、ベルトーネ社によるものだ。かつての有機的なデザインは影を潜め、直線を基調としたシャープなデザインに仕上がっている。特に、ヘッドランプやフロントグリルが薄く、前後の絞り込みも強くないため、ボンネットは平らなV字形で非常に大きく見える。5ドアハッチバックはリアゲートに明確なノッチが付けられており、斜め前から見るとセダンに見える。5ドアハッチバックの野暮ったさは微塵も感じられない。
インパネはオーソドックスで、メーターバイザーがセンターコンソールに連続するデザイン。カーオーディオのスペースには、盗難防止用カバーを装備している。また、ステアリングホイールにはオーディオコントロールスイッチが付けられており、走りながら操作するのに便利だ。 |
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←シートはクッション性の高いラグジュアリィタイプ。リアのアームレストには、長尺物収納に便利なスキーフラップも付く |
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