1995年のジュネーブモーターショーで初めて披露されたMG F。日本デビュー当初は、2つのグレードがラインナップされた。1つは1.8Lの直4エンジンを搭載する1.8i。もう1つは、同じエンジンに可変バルブタイミング機構を採用した1.8iVVCだ。いずれも基本的な装備は共通だが、1.8iはABSがオプションとなるのに対して、1.8i
VVCでは標準で設定。また、シートやステアリングの素材にレザーが使用されるなど、1.8iとの明確な差別化が図られた。
全車共通装備としては、運転席エアバッグを標準で、助手席エアバッグをオプションで用意している。さらにリアフォグランプやハイマウントストップランプを標準とするなど、安全性に関する装備も充実。そのほか、リモコン式集中ドアロックや盗難防止アラームなどのセキュリティ機能も、全車に共通で採用されていた。
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↑15インチのアルミホイールを標準装備。1.8iは5本スポーク、1.8i
VVCは6本スポークとなる |
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↑スポーティなホワイトメーターを採用。センターコンソールに油温計とアナログ時計を装備 |
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↑VVCのステアリングは本革巻き。シート生地もハーフレザーを採用しスポーティさを演出する |
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↑アクセルペダルはクラシカルな穿孔式。ペダルはヒールアンドトーがしやすいように調整済み |
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