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メルセデス・ベンツ SLKのメカニズム |
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ミッションは5ATのみエンジンは2種類を用意 |
SLKに搭載されるエンジンは、2.3Lの直列4気筒と3.2LのV型6気筒。2.3Lはルーツ式のスーパーチャージャーで過給され、3L自然吸気エンジン並みのトルクを発生する。3.2LのV6は、M・ベンツの新世代エンジン。あえてSOHCの3バルブとし、点火プラグを各気筒2本ずつとすることによって、低回転高負荷時のノッキングを抑制。低速トルクの増強と低燃費化のほか、排ガスのクリーン化も実現した。
トランスミッションは全車5速ATで、マニュアル変速も可能なティップシフト式。タイヤがスリップして車両姿勢が乱れそうになると、ブレーキやアクセルを自動制御して安定させるESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)を全車に標準装備する。
屋根は電動で開閉するバリオルーフ機構を採用。開閉時間は約25秒と、突然の降雨にも慌てずに対応できる。 |
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←エアバッグやサイドエアバッグなどは標準で装備。さらに横転時に乗員の頭部を保護する、スチール製のロールバーも備わる |
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メルセデス・ベンツ
SLKのインテリア&エクステリア
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内装は230と320で異なる仕様が設定される |
ワイド&ローのクラシカルなプロポーションに、ヘッドランプは最新セダンシリーズに採用されている楕円4灯式をあえて避け、異形角型2灯式の横長デザインを採用している。電動開閉のバリオルーフは、オープン時にはトランクルーム内に格納されるため、すっきりとした外観が保たれる。また、ボンネットに2つのパワーバルジ(膨らみ)があり、カモメの翼のように開くガルウイングドアを採用して話題となった1950年代のスポーツカー、300SLRを思わせる。
内装は、2.3Lの230コンプレッサーがファブリックシート+アルミパネル、3.2Lの320が本革シート+ウッドパネルとなり、スポーツカーらしいビビッドな色使いの仕様も選択できる。小物入れやカーナビのスペースなどには多少の不足感を感じることもあるが、インパネのデザインは従来の無機質な雰囲気を払拭する斬新なイメージだ。 |
ホールド性に優れたシートやホワイトメーターの採用で内装はスポーティ。エアコンは運転席と助手席で独自調整が可能だ→ |
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