アメリカンステータスシンボルの地位に甘んじることなく、世界のマーケットに向けて、意欲的に開発されたのが、現行セビルだ。例えば、日本向けのセビルはバンパーを切り詰めることで全長を5mに収めている。また右ハンドル化にあたっては、ステアリングの位置を変えただけではなく、ウインカーレバーを右手で操作するようにした。ご存じのように、輸入車は右ハンドルでも左手でウインカーを操作するのが一般的だ。当初導入されたラインナップはSLSとSLS-E、そしてSTSの3種類。SLSを基本グレードに、SLS-Eにはドライバーごとにシートポジションなどを記憶するパーソナリゼーション機構を装備。STSはさらにロードセンシングサスペンションや内装のウッドパッケージなどを採用する。
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↑SLS-Eグレードの外観。サンルーフはSTSともどもオプション設定となっているアイテムだ |
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↑ステアリングの右側にオーディオのスイッチを、左側にエアコンのスイッチを設けている |
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↑シフトレバー操作に連動し、ドアがロックされたり、パーキングブレーキが解除される |
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↑STSグレードには専用ホイールが採用される。クローム仕様のアルミホイールで16インチだ |
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