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↑オールアルミ製の2.5L V6エンジンはスムーズなフィーリングとパンチあるパワー感が魅力だ |
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156のエンジンは、2L直4と2.5Lと3.2LのV6という3種類となるが、2Lは2002年前期型までが1気筒当たり2プラグの「ツインスパーク」、2002年後期型からは、「JTS」と呼ばれる直噴ガソリンエンジンが搭載されている。
一般の直噴ガソリンエンジンが、燃費を向上させるために超希薄燃焼を行うのに対し、アルファロメオは、超希薄燃焼を1200rpm以下に限定し、それ以上の回転数では走りのダイナミズムを失わないよう、パワー重視の燃料噴射制御が行われる。
トランスミッションは、5/6速MTのほか、マニュアルギアボックスのクラッチ操作を油圧で行うクラッチレスMT「セレスピード」と、マニュアルモード付き4速ATの「Qシステム」を採用する。セレスピードには、「CITYモード」と呼ばれる自動変速モードもあり、AT限定免許でも運転が可能だ。 |
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フロントマスクには、アルファロメオ伝統の盾をモチーフにしたラジエターグリルが、その中央には、ミラノ市の紋章をアレンジしたエンブレムがあしらわれた。全体のフォルムは力強さがありながら、ボンネットの造形やランプ類の光沢感でエレガントさも演出している。また後席ドアのハンドルはサイドウインドウ後端のガーニッシュと巧みに一体化されていて、2ドアクーペのようにスタイリッシュだ。
インパネはクラシカルなスポーツカーを思わせる丸形独立メーターを採用。センタークラスターはドライバー側に角度がつけてあり、囲まれ感のあるスポーティなものとなっている。また、空調の吹き出し口のデザインもユニークだ。
リアシートの居住性もまずまず。ヒップポイントは低めで、足元も「広い」とは言えないが、全長4.5m以下のセダンとしては十分実用的と言える。トランクの容量も必要十分だ。 |
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←インパネはセダン、スポーツワゴンとも共用。小さな円をモチーフとしたデザインを採用している |
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