M.ベンツ Eクラス（W210） / 1995～2002年人気輸入車購入ガイドバイヤーズガイド｜輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet

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			誰が乗ってもすんなりと乗りこなせるのがW210 Eクラスの美点だ。メルセデスという一流ブランド、全幅1.8mの堂々たるボディサイズに思わず身構えてしまいそうだが、意外なほどイージードライブが楽しめるのである。ステアリングの操舵感は軽く、アクセルやブレーキペダルのタッチも軽い。国産の高級セダンから乗り替えたとしても、違和感なく運転できるはずだ。それでいて高速走行ではどっしりと安定しており、頼もしい限り。また、前期モデルに搭載されていた直列6気筒エンジンはスムーズな回転が魅力だが、中期モデル以降のV型エンジンは中低速トルクがたっぷりあって実用性も高い。どちらも優劣つけがたいのが難点とさえいえる。

　圧倒的に人気なのは後期モデルだ。中期以前のモデルを購入して、わざわざ後期モデル風のエアロパーツを取り付けるドレスアップを楽しむオーナーも多い。一方、直列エンジンならではの滑らかなフィーリングが好きなら前期モデルに選択肢は絞られるはずだ。また、年式を問わずワゴン人気は高く相場は堅調となっている。

↑人気が高いのは中期以降のモデル。やはりスタイリングとV型エンジンに人気があるようだ



	W210に固有の弱点は少ないが、強いていえばリアウインドウを動かしているときに窓ガラスがドアの中に落ちることがある。これはリアウインドウの作動頻度が極端に低かった中古車に起こり得るトラブルだ。逆に言えば購入後は乗ったときに必ず動かすようにすると、同様のトラブルを避けられるはずだ。

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M.ベンツ Eクラス（W210） / 1995～2002年
(2003.06.19)

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