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↑先代のW210型Eクラスを彷佛させるデザインだが、ラインはCLKのほうが繊細で洗練されている |
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↑シャーシは先代Cクラスと共通だったCLKだが、外観同様、内装はこだわりのデザインを採用する |
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↑シートの形状はサイドサポートが大きいスポーツタイプ。200は布地トリム、320は本革製となっている |
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1990年代半ばからヨーロッパやアメリカ市場で起こったクーペブーム。これに合わせてメルセデスが投入したのがCLKだ。Cクラスとほぼ同じサイズのコンパクトなボディは、EクラスクーペやSLKとはひと味違う流麗なラインが与えられた。
日本への導入当初のラインナップはハードトップのみ。搭載されるパワーユニットは2L直4エンジンと3.2L V6エンジンの2種類。とくにV6エンジンはこのCLKに初めて搭載された新開発ユニットで、小型軽量化によって前面衝突時の安全性を大幅に向上させている。また1気筒当たり3バルブ(吸気2・排気1)にして燃焼効率を向上させ、排出ガス特性を改善した。
CLKには、世界初のグローバルネットワーク・データ・バスによる車両の制御や新開発のセキュリティシステム、可変スピードリミッターを備えたクルーズコントロールなど、上位モデルをも上回る数々の先進的な技術が投入されている。
なおCLK320は、200との排気量の違いに加え、スライディングガラスルーフ、キセノンヘッドランプ、本革内装などの装備を採用し高級感を演出している。 |
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