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1990年10月~
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1992年10月~
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1993年10月~
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1994年9月~
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1996年7月~
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1997年8月~
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940と960それぞれに、エステートとセダンがデビューした。960エステートは2.8L V6SOHCエンジンを搭載する1グレードのみ。940エステートは2.3L直4DOHCの「GLE」と2.3L直4ターボの「ターボ」がラインナップされていた。全車にオートマチック・ディファレンシャルロック機構を採用。40km/h以下で片輪がスリップしても、もう片方にトルクが伝わるようにするシステムだ。
↑960エステートはフルオートマチックエアコンやパワーシートを標準装備。右ハンドルのみの設定だ
↑940エステートターボはチルト機構付き電動サンルーフやアルミホイールを採用。ハンドルは右のみ
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一部改良が行われ、全車リアシートに3名分の3点式シートベルトを完備することになり、安全性が向上。同時にリアのヘッドレストが自動折り畳み式になり、ヘッドレストを外すことなく荷室をフラットにできるようになった。またシフトレバーの形状を一新したほか、ガソリンタンクの容量も60Lから75Lへ拡大するなど使い勝手を向上させている。960についてはオーディオスペースが2DINサイズに改められた。
↑940エステートには、GLと165psのGLターボ、そして190psのターボの3グレードが設定されていた
↑940は、960と同様に、リアシートのアームレストにチャイルドシート(3~10歳用)を内蔵している
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一部改良が行われ、960エステートはロイヤルというグレードに一本化。バンパーやドアミラー、そしてサイドスカートがボディ同色になったほか、ボディサイドにピンストライプが装着された。インパネやドア内張りにウッドパネルが採用されるなど高級仕様だ。940エステートはGLとターボに加え、廉価版の「ポラール」が追加された。ポラールの新車時価格は385万円だ。またGLには本革内装やサンルーフなどのパッケージオプションが設定された。
↑ロイヤルは3L直6DOHCエンジンを搭載。最高出力は200ps。ボディ同色バンパー&ドアミラーを採用
↑ポラールはオートマチック・ディファレンシャルロックや電動ドアミラーなどが省略されている
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マイナーチェンジが行われた。960はフロント部分のデザインが変更され、専用の形状となった(940は従来のまま)。またリアサスペンションはスプリングがコイルから樹脂製リーフになり、乗り心地の向上と積載重量の増加を実現させている。960のグレードは3.0と2.5の2種類。新たに導入された2.5のエンジンは170psを発生する2.5L直6DOHCだ。940のラインナップはポラール、GL、ターボの3グレード。ポラールは価格が370万円に引き下げられた。
↑960はフロントマスクを一新。ヘッドランプやバンパーが専用のものになり、940と差別化された
↑リアサスはアルミ合金製のサブフレームを採用。リーフスプリングはグラスファイバー複合素材だ
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940のグレードは「タック」と「クラシック」を設定。タックは従来のポラールにガラスサンルーフやイモビライザーなどを追加したもの(新車時価格350万円)。クラシックはタックに本革シートやウッドパネルなどの装備を追加した上級グレードだ。960は960と2.5と3.0の3グレードを用意した。960は2.5から電動ガラスサンルーフなどを省いた廉価版だ。また全車に3列シートがオプション設定されていた。
↑940クラシックは専用アルミホイールを採用するほか、CDオートチェンジャーなど装備も充実
↑960の2.5と3.0にはウッドパネルやCDプレイヤーなどが標準装備となった。前席はパワーシートだ
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960は名称がV90へと変わるとともに、グレードが3.0と3.0Eの2種類になった。3.0は新デザインのアルミホイールを導入。内装ではウッド調パネルを採用した。3.0Eはアルミホイールをはじめ、ボディ同色サイドシルやピンストライプを採用。本木&本革のステアリングや10スピーカーオーディオなど装備を充実させていた。940は最終モデルとしてタックが400台、クラシックが1000台の特別限定車で発売された。
↑3.0Eは前後パンパーやサイドシル、そしてルーフレールまでボディ同色化。16インチホイールを採用
↑3.0は従来の3.0に比べて新車時価格が50万円引き下げられて550万円に。右ハンドルのみの設定だ
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