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	デビュー時のラインナップは2.5 V6と2.5 V6スポーツ、そして2.5 V6SEと3.0 V6SEという構成だった。エンジンはV型6気筒で、排気量はグレード名が示すように2.5Lと3Lを搭載していた。すべてトランスミションは5速ATで右ハンドルが標準だ。また駆動系にはトラクション4と名づけられたフルタイム4WDシステムが採用されていた。 　SE系は特に装備が充実しており、バックソナーや雨天感知式オートワイパー、そして自動防眩ルームミラーを標準採用している。また2.5 V6スポーツは専用の17インチホイールとスポーツサスペンションを採用して、走行性能を高めたものだ。 ↑スポーティなイメージを押し出した2.5 V6スポーツ。17インチホイールと専用スポーツサスを装備している ↑全車にアルミホイールを標準装備。写真は2.5 V6や2.5V6SEに装備される、16インチサイズのものだ ↑手元でオーディオ操作などができるマルチファンクション機能付きステアリングはSE系に標準装備する ↑2.5 V6スポーツには本革シートやDSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）をオプション設定した  このページのトップへ 　2.1LのV6エンジンを搭載する2.0 V6がラインナップに加わった。基本装備は2.5 V6と同等としながら、駆動方式をFFにすることで価格を抑えたのが特徴だ（新車時価格365万円）。FF化に伴って、専用開発のトラクションコントロールを採用することで、走行安定性を高めている。またその他のグレードを含め、全車に純正DVDナビゲーションシステムを標準装備。これは7インチのタッチスクリーンを採用したものだ。 ↑2.0 V6と2.5 V6にはクラシッククロスシートと呼ばれる、布地のシートを採用。前席は電動調整可能である ↑7インチモニターをセンターコンソールに内蔵した、VICS対応DVDナビを全車に標準装備している  このページのトップへ 　特別仕様車となる2.0 V6SEリミテッドは、クラシックレザーシートや8ウェイ電動シート（前席）をはじめ、2ステージシートヒーターやオートヘッドランプ、さらにマルチファンクション機能付きステアリングホイールなど12アイテムの特別装備が与えられたもの。クラシックレザーシートは、ボディカラーに合わせて4種類が用意されていた。エクステリアでは、リアに「SE Limited」の専用エンブレムが装着される。新車時価格は425万円だった。 ↑ブリティッシュレーシンググリーンのボディカラーに、ヘリテージタンのシートとトリムを採用している ↑雨滴感知式のオートワイパーを特別装備（写真はセンサー部分）。クルーズコントロールなども採用した  このページのトップへ 　従来の2.5 V6と2.5 V6スポーツを廃止して、新たに2.0 V6SE、3.0 V6スポーツを導入。ラインナップは2.0 V6と2.0 V6SE、そして2.5 V6SE、3.0 V6スポーツの計4種類となっている。同時に3.0ソブリンも販売されているが、これは6月から300台限定で発売された特別仕様車。ソブリンはジャガー各モデルの中でも、最上級グレードだけに与えられるもので、専用ウッドパネルや専用本革シートを備える豪華な内装の仕立てがウリだ。 　新グレードの3.0 V6スポーツはキセノンヘッドランプや18インチアルミホイールを装備したほか、ブレーキアシスト付きのDSC（ダイナミック・スタビリティ・コントロール）を採用。内装では10ウェイ電動アルカンタラ＆レザースポーツシートを装備している。 　また全車共通の変更点として、外装ではフロントバンパーやトランクフィニッシャーのデザインを見直したほか、アルミホイールのデザインを一新している。さらに内装では、各パネルやスイッチ類、そしてドア内張の材質を改善したほか、新オーディオシステムを導入した。 ↑3.0 V6スポーツに採用されたアルカンタラ（高級人工皮革）＆レザーコンビネーションのシート ↑ジルコンのボディカラーの2.5 V6SE。全車アルミホイールも新デザイン。写真は2.5 V6SE専用のもの ↑トランクのクロームプレートのデザインを変更。鍵穴がなくなり、開閉はリモコン式になっているのも特徴 ↑2.0 V6と2.0 V6SE、2.5 V6SEの内装には、ブロンズステインド・サペリポメルウッドパネルを新採用  このページのトップへ