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フォード フォーカス 2000年~
モデル変遷
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2000年3月:日本国内での販売を開始
 前年に欧州でデビューしたフォーカスが、1年遅れで日本に導入された。デビュー当初のラインナップは、5ドア車とワゴンの2グレード。ともにオールアルミ製1.6L直4DOHCエンジンと4速ATを搭載していた。また、コンパクトカーでは珍しいマルチリンクサスペンションをリアに奢っているだけでなく、各部に上位クラス並みのメカニズムを採用しており、その高いクオリティが注目を浴びた。
フォーカス5ドア フォーカスワゴン
↑1999年世界ラリー選手権では3ドアモデルが大活躍。しかし日本には5ドアFF(前輪駆動)車のみの導入に ↑5ドアの積載性能をさらに向上させたワゴン。こちらも日本導入当初は1.6Lのみのラインナップだった
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2000年10月:2Lエンジン搭載車を追加設定
 5ドア車とワゴンに2L直4DOHCエンジン搭載車を追加するとともに、リア6:4分割シートや運転席アームレストなどを採用して、より使い勝手を向上させた。
フォーカス エンジン
↑燃費だけでなく、振動、騒音などをも抑えた、ゼテックE型と名づけられた2L直4DOHCエンジンを新設定
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2001年1月:スポーティな特別限定車が登場
フォーカススポーツ・アウトフィット
↑特別装備としてRSエアロパッケージ、4灯ヘッドライトキット、カラードサイドプロテクターを採用した
 5ドアおよびワゴンの2L車をベースにRSエアロパッケージや4灯ヘッドライトなどを装備した限定車「スポーツ・アウトフィット」が発売された。
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2001年2月:1.6Lモデルの装備を一部改良
 仕様変更が行われ、1.6L車に6:4分割式リアシート、運転席アームレスト、可倒式ルーフアンテナ、エンジンアンダーカバー、そして助手席サイドポケットを追加した。
フォーカス アームレスト
↑運転席アームレストをはじめ、使い勝手を向上させる装備が装備された。また新外装色も追加されている
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2002年2月:マイナーチェンジを実施
 デビュー以来初のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやグリルデザインなど外装の意匠変更を中心に行われた。また同時に、電源ソケットやオートリアワイパー、フロント足下照明の装備など、快適装備の充実化も実施された。
フォード フォーカス フォーカス インパネ
↑ニューデザインのフロントバンパーやグリル、ボディ同色のサイドモールなどでイメージを一新している ↑2000GHIAにはマイナーチェンジでオートエアコンやマルチファンクションディスプレイを標準化
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2002年5月:走りの限定がデビュー
フォーカスTREND
↑HIDヘッドライトや電動サンルーフ、スポーツバケットシートなど、魅力的な専用装備を多数装着した
 「2.0TREND」と名づけられたこのモデルは、スポーツサスペンションや16インチタイヤ&アルミホイール、そして横滑りを防止するESPを標準で装備する走りのモデルだ。100台の限定販売。
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2003年1月:グレード追加&仕様変更
 オーディオやフォグランプをオプションとして、14インチスチールホイールなどを装備することで価格を抑えたGLXが、新たにラインナップされた。同時に、特別仕様車として販売されて人気を博した豪華装備車「TREND」が、正式にラインナップに加わっている。これと併せて、全グレードにデュアルエアバッグを標準装備。安全性も向上させている。
フォード フォーカス フォーカス インパネ
↑14インチスチールホイールやブラックサイドモールなどの採用で低価格を実現したGLXをグレード追加 ↑オーディオレスだが、デュアルエアバッグやエアコンなどの装備は上位グレードと変わりなく標準装備
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2003年5月:ホットバージョンがついに登場
 フォードの特殊車両開発部門が、フォーカスをベースに高度な技術を投入して作り上げたスポーティモデル「ST170」が登場した。可変吸気バルブタイミング機構を採用したエンジンをはじめ、サスペンション、ブレーキ、トランスミッションなど、走りに影響を与えるすべてのメカを見直している。またインテリアもスポーティな専用品を採用しているのが特徴だ。
フォーカスST170
↑ST170は日本に導入されたフォーカスシリーズ唯一の3ドア車だ。欧州にはRSというホットモデルもある
フォーカス インパネ
↑シルバーフェイスメーターやレカロ製シート、油温計&油圧計などスポーティな装備を多数採用している
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