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1991年7月~
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1992年5月~
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1993年7月~
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1993年9月~
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1993年10月~
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1995年1月~
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1995年7月~
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1996年1月~
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1996年11月~
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8年間販売されたE30型3シリーズからE36型にスイッチ。拡大されたボディは剛性の高い乗員スペースを有し、またフロントシートベルトキャッチテンショナーや4輪ABSなど安全性を充実させた。
デビュー当初は、1.8L直4エンジンの318iと2.5L直6エンジンの325iのセダンのみの設定だった。その後、9月に2L直6搭載の320iセダンが追加され、ラインナップが揃った。
↑325iは上級グレードらしく、革巻きステアリングなどの高級装備が標準装備となっているのが特徴
↑318i、325iと共通のボディに2L直6エンジンを搭載した320i。電子制御式5速ATを採用している
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325iクーペが5月に投入され、続いて7月には320iクーペも発売された。基本的なメカこそセダンと共通だったが、ボディ、サスペンションともに専用設計となっていた。また、この年の7月にはセダンも仕様変更を実施。リサイクル性を考慮して無塗装だったバンパーの上部、およびドアミラーがボディ同色となった。さらに、直6エンジンに可変バルブタイミング機構(VANOS)が採用され、同時に全車運転席エアバッグが標準装備された。
↑クーペは、リアシートに分割可倒式を採用。居住空間とトランクルームをつなぎ実用性も確保している
↑1992年5月から1993年9月までのモデルを違いは、ボディ同色のバンパー上部とドアミラーである
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クーペをベースに、BMWの子会社M社がチューンしたM3が予約を開始。同時に318isクーペも発売された。
↑専用チューンの3L直6エンジンとスポーツサス、そしてM社のエアロパーツなどを採用
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↑幌の開閉は電動。幌だけでなく4枚のウインドウも自動的に下がる画期的なシステムだ
オープンルーフのカブリオレが導入された。ベースは325iクーペだが、オープン時の安全を確保するために、独自の高剛性ボディや安全装備、そして空力性を採用した。
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セダン6気筒モデルとクーペのバンパーの開口部スリットを、横長の細いものに変更し、さらなるスポーティさを演出。11月には318iの直4エンジンを、エンジン回転数に応じて吸気パイプの長さを変えるDISA装備のものに変更した。同時に318isにMT搭載車を追加することで、スポーツドライブ志向のユーザーにも対応した。
↑6気筒搭載のセダンとクーペ専用のバンパー
↑過給吸気システムDISAを採用。トルク増大、燃費・排ガスの改善も果たした1.8L直4エンジン
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セダンより後部が23mm短い、318tiコンパクトとコンパクトプラスが登場。また全車に助手席エアバッグを装備。
↑価格の安さと取り回しのしやすさで、女性を中心に人気を博したBMWの3ドアハッチバック
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↑静粛性も高く、回転もスムーズ、環境性能も高い2.8L直6エンジンを新たに採用した
325iが廃止されることになり、代わってアルミブロック化された2.8L直6エンジン搭載の328iが、最上級グレードとしてラインナップに加わった。
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320iの生産が中止され、代わってアルミブロックの2.3L直6エンジン搭載の323iが投入された。同時に、318iコンパクトのキャンバストップモデル、オープンエアも発売開始。さらに6月には、318isが、1.9Lの新エンジンに変更され、その翌7月には、318tiコンパクト、コンパクトプラスも同じ1.9Lエンジンに変更された。
↑低中回転域でのトルク増大と環境性能を向上
↑ハッチバックボディで、コンバーチブルに負けない開放感を実現したのがオープンエアだ
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全車でフロントグリルのデザイン変更、バンパー、サイドスカートのボディ同色化、そしてトラクションコントロール(ASC-T)の採用など、大幅なマイナーチェンジが行われた。同時に生産が中止されていた320iが、新開発の2L直6エンジンを搭載して復活。さらに318tiコンパクトの呼称、仕様装備の見直し、M3への3.2L新エンジン、新型ミッションの搭載なども併せて実施されている。
↑2L直6のアルミブロックエンジンの生産がようやく開始されたことで、グレードに復活した320i
↑3.2Lに排気量アップされた新エンジンとシーケンシャルMミッション(MTは6速化)を搭載したM3
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