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1994年2月~
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1994年6月~
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1994年8月~
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1995年2月~
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1997年8月~
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1999年8月~
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306が本国でデビューしたのが1993年2月。1年が経過していよいよ日本にも306が導入された。ボディは5ドアと3ドアのハッチバックのみ。5ドアにはXT、XR、XSiの3グレードがあり、3ドアにはXSiがあった。この全グレードに右ハンドル&4AT仕様があり、3ドアのXSiだけが5MTを選ぶことができた。エンジンは1.8L直4SOHCと2L直4SOHCの2種類だった。
↑XSiはアルミホイールが標準装備になっているほか、スポーツサスも採用。走りを楽しめるモデルだ
↑XSiのフロントシートはホールド性の高いスポーツタイプ。シートの高さ調整機構も備わっている
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3ドアのXSiをベースに、2Lの直4DOHCエンジンを搭載したスポーティバージョンのS16がラインナップに追加された。その特徴はエンジンで、1気筒当たり4バルブと、独自の可変吸気システムを採用していた。これにクロスミッションの5MTを組み合わせて、スポーツ走行を楽しめるようになっていた。またインテリアでは、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブを採用していた。
↑新たにラインナップに加わったS16には電動ガラスサンルーフやヘッドライトウォッシャーなども装備していた
↑ステアリングやシフトノブは本革。シート表皮はファブリックと本革の組み合わせというスポーティな仕様
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306カブリオレが新たに追加された。一見すると3ドアのボディ上半分をカットしただけのようだが、ボディの後ろ半分を新設計として、美しいスタイリングを実現している。デザインはVWゴルフのカブリオレでも定評のあるイタリアのピニンファリーナが担当した。電動ソフトトップを開けると、フロントピラー以外にピラーが残らないオープンボディになる。エンジンは2Lの直4SOHCで、これに4ATが組み合わされた。
↑ソフトトップは電動で開閉可能だ。しかも幌は後席とトランクの間のスペースにきれいに収納される
↑ピラーレスのためサブフレームやサイドシル、クロスメンバーを強化し剛性を確保しているのも特徴
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ラインナップにセダンが加わった。グレードはSTとSRがあり、どちらも右ハンドル&4ATの設定だった。エンジンはSTが2L直4SOHC、そしてSRが1.8L直4SOHCを採用していた。ホイールベースはハッチバックと同じ2580mmのままだが、全長は235mm延ばされて4230mmとなり、後席のレッグスペースに当てられた。また、全車にリアサンシェードを採用したほか、STには運転席エアバッグも導入された。
↑ホイールベースは同じだが、全長を延長。荷室にはトランクスルー機構を採用し使い勝手も良い
↑リアのオーバーハングだけではなく、車内の前後長も拡大され乗員の居住性にも配慮している
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マイナーチェンジが行われ、エンジンラインナップの刷新によるパワーアップ、ボディの強化による衝突安全性能の向上、そして新しいバリエーションとなるステーションワゴンのブレークの追加(ブレークは11月発売)が行われた。
またラインナップが大幅に見直された。3ドア&5ドアハッチバックは手頃な価格設定を魅力としたスタイル、ラグジュアリィな装備のカシミール、そしてスポーティなXSi、さらにスパルタンなS16の4グレードになった。オープン4シーターのカブリオレも従来通りラインナップされたが、セダンについては日本での販売が中止された。
装備の充実が図られたことも注目点だ。運転席&助手席エアバッグが全車に標準化されたことで安全性能が向上。同時に、盗難防止に有効なイモビライザーも装備されている。
↑全車にLEDタイプのハイマウントストップランプを採用。リアランプの形状も変更されている
↑ブレークの全長は4345mm。ホイールベースはハッチバックと同じ2580mmとなっている
↑S16に搭載の新型の2L直4DOHCエンジン。最高出力は従来の150psから163psにアップされている
↑ヘッドランプやフロントまわりのデザインが一新、中央のプジョーエンブレムも大型化されている
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エクステリアとインテリアともに改良が加えられた。エクステリアでは前後のバンパーやサイドモールをボディ同色にして見映えを向上。ヘッドランプのレンズがクリアタイプになり、ルックスが洗練された。インテリアでは、インパネにメタリック調化粧パネルを採用。また全車にサイドエアバッグが装備されて安全性が向上している。スタイルはスタイルプレミアムに名称が改められ、AT車のみ排気量が1.8Lから2Lへ拡大された。
↑写真は3ドアのスタイルプレミアム。5ドアハッチバックはXSi Sonoreだけの設定になった
↑ヘッドランプはレンズカットをなくしリフレクターに配光機能をもたせたタイプに変更されている
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