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1993年7月~
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1994年1月~
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1994年11月~
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1995年10月~
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1996年10月~
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1997年10月~
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1998年11月~
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2001年11月~
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4代目カマロは、ボディパネルに新素材を採用することで軽量化を実現した一方、運転席/助手席エアバッグ、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備するなど、安全性にも力が入っている。グレードは3.4L V型6気筒エンジンを搭載したスポーツクーペと、5.7L V型8気筒エンジンを搭載したZ28の2モデルを用意した。
↑ロングノーズ、ショートデッキといった伝統スタイルを継承。安全装備も充実している
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↑Z28コンバーチブルのレザーシート。この高級感こそ、このモデルの最大の特徴だ
これまでクーペのみのラインナップだったシボレーカマロに、スポーツクーペ、Z28それぞれをコンバーチブルタイプとしたスポーツコンバーチブルとZ28コンバーチブルが追加され、グレード数は計4モデルとなった。もともとZ28の専用装備であった、革巻きステアリングに加えて、Z28とZ28コンバーチブルには、それぞれレザーシートが標準装備になっている。
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本体価格238万円のカマロ最廉価モデルとなるカマロクーペと、スポーツクーペそれぞれにサンルーフを加えたTトップ仕様が登場しラインナップは計6モデルとなった。また、それまで3.4LであったV6エンジンが3.8Lに変更され、最高出力200ps/5200rpm、最大トルク31.1kg-m/4000rpmに動力性能をアップした。さらにZ28、Z28コンバーチブルにはトラクションコントロールを標準装備として追加している。
↑3350ccだったカマロのV6エンジンは、新開発の3787ccに変更
↑シボレーカマロシリーズの廉価版として登場した、カマロクーペ。全幅が10mm短くなっている
↑Tトップはオプションとして用意されていた脱着式サンルーフ仕様車をグレード設定したモデルだ
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1967年の初代カマロ生産開始から、ちょうど30年となる1997年モデルでは、テールランプ、インパネ、アルミホイールなど、内外装ともに大きなデザイン変更が施された。また、シートに30周年を記念したロゴが入るなど、記念モデルとしてアピールされている。
↑高い視野性と操作性を実現した、モダンでスタイリッシュな新デザインのインパネを採用している
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フロントマスクの大幅なデザイン変更で、前期モデルと比べてモダンなスタイリングとなった。この変更以降を、一般に後期モデルと呼んでいる。また廉価版ながら、カマロクーペにも、他のモデルと同様に4輪ディスクブレーキが標準装備され、安全性が向上した。さらに、Z28シリーズのエンジンは、コルベットと同型のエンジンをカマロ用にセッティングし直した5.7L V8エンジンに変更され、309ps/5200rpm、46.2ps/4000rpmに動力性能を向上させている。
↑フロントマスクのデザインが大幅に変更されている。これ以降は後期モデルと呼ばれるようになる
↑Z28、Z28コンバーチブルに搭載される新エンジンはコルベットから譲り受けた5.7L V8エンジンだ
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↑走行安定性にも有効なトラクションコントロール。V6搭載車にも標準装備された
シボレーカマロシリーズの廉価版、カマロクーペがラインナップから外れて、この時点でのラインナップは計5モデルとなる。また、V6搭載車にもトラクションコントロールを標準装備化、V8搭載車には、冷却液が減ると、実働する気筒数を減らしてオーバーヒートを防ぐ、リムホームモード機能が追加されるなど、安全装備も充実した。
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2002年型のシボレーカマロは、スポーツクーペに脱着式のルーフパネルがオプション設定として用意された。また、Z28全車は、カマロ生産35周年記念の特別限定車である「カマロZ28 35thアニバーサリー」として発売された。パワーステアリングのオイルクーラー、インダッシュ上の記念エンブレム、ポリッシュアルミホイール、リアスポイラー、12連奏CDチェンジャーなどが専用装備として用意された。
↑35周年記念モデルに装備されるポリッシュアルミホイール。まさにアメリカンといった印象を与える
↑インダッシュ上に掲げられた記念エンブレム。2002年型のZ28は限定100台のみ販売された
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