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メルセデス・ベンツ Cクラス / 1993~2001年
メルセデス・ベンツ Cクラス
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
幅広い層に向け作られたジャストサイズのベンツ
 メルセデス初の5ナンバーサイズとして1982年にデビューした190E(W201)の後継に当たるのが、W202 Cクラスである。W201より全幅が広くなり全車3ナンバーサイズとなっているが、その全幅を表す数値は1720mmと、道路事情の悪い日本の市街地でも取り回しやすい範囲に抑えられている。
 W202 Cクラスのコンセプトは、W201とほぼ同じ。コンパクトなサイズと買いやすい価格設定とすることで、より広範囲なユーザーに対して訴求するというもの。ちなみに「C」は、Compactの頭文字のCである。
 メルセデスブランドのセダンの入門的役割りを担うこともあって、贅沢装備よりクルマとしての基本性能を充実させることが最優先されている。そのため、前期のモデルではウッドパネルや本革シートはオプション設定。日本の同クラス車に比べて質素なイメージがあるが、そのぶん中身にお金がかかっている。
特徴~メカニズム・エクステリア&インテリア~
上位車種並みのサスと定評のある安全ボディ
 メルセデスのCクラスには、EクラスやSクラスと変わらないメカニズムが奢られている。特にリアサスペンションは、メルセデス・ベンツが元祖であるマルチリンク式を採用。いかなる場面でも後輪を正しく接地させ、グリップを確保してスピンをさせないという姿勢は、Cクラスでも貫かれている。
 メルセデス・ベンツが元祖といえば、衝突安全ボディもそうだ。車体を生存空間と衝撃吸収エリアに分け、衝撃吸収エリアを効果的に潰すことによって、生存空間に及ぶ被害を最小限に食い止めるというものだ。その衝撃吸収エリアを確保するため、1997年のモデルチェンジで6気筒エンジンを直列型からV型へと変更している。長い直列6気筒では、衝突時に跳ね飛ばされたエンジンが生存空間に侵入する恐れがあるからだ。そのV6エンジンは、3バルブ2プラグとして、低速トルクと排ガス性能を向上させている。
←乗員が乗る部分には通常の1.6倍の強度をもつ高張力鋼板を使用し安全性能を向上させている
内外装に表れている徹底した機能性の追求
 30代以上の人にとっては、「ベンツ」と聞いて思い浮かぶのは現行モデルのそれではなく、威圧感のあるラジエターグリルと四角く大きなヘッドランプをもつW202のそれだろう。
 全体のフォルムはリアに向かって絞り込まれており、空気抵抗係数は0.30。リアコンビネーションランプには、雨天走行時に汚れて視認性が低下しないよう、凹凸がつけられている。
 内装は武骨。特にインパネは「必要なところに機能的にスイッチを並べ、あとは直線で結んだ」といっただけのデザイン。合理性に徹した素っ気なさは、良くも悪くもメルセデスである。1996年モデルからウッドパネルが全車標準装備になったので、価格なりの豪華さを求める人はこれ以降のモデルを探すと良い。
 シート地はグレードによってデザインの違いはあるが、基本はファブリック。硬めで適度なサポート性があり、長時間のドライブでも疲れは少ない。
←フロントシートなどデザインのインテリアは、すべて人間工学に基づいて設計されている
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メルセデス・ベンツ Cクラス / 1993~2001年
(2003.06.26)

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